アイプラスピアノオフィス

リサイタルによせて
石川愛菜  桐朋学園大学大学院1年

ピアノと出会ってから、音楽はいつも私のそばにありました。 言葉にならない想いも、音にすれば誰かに届く。そんな願いとともに、私は今日まで弾き続けてきました。 このたび、7月29日 茅ヶ崎市民文化会館にてリサイタルを開く運びとなりました。 プログラムには、シューベルトの幻想、モーツァルトの輝き、シューマンの詩情を選びました。 それぞれの作品に触れるたび、音楽の中にある孤独や愛、そして光に心を動かされます。 このリサイタルは、私自身の旅の記録でもあり、いまの私のすべてを注ぎたいと思っています。 音楽が紡ぐ静かな物語に、耳を傾けていただけたら幸いです。 皆さまと音で語り合えるひとときを、心より楽しみにしております。

 

 

みなとみらいピアノフェスティバル2024

シューマンの幻想小曲集Op.12から3曲の演奏。シューマンの持つファンタジーを見事に表現している名曲。石川愛菜の演奏はその名曲を情熱とファンタジーでまた見事に表現している。石川愛菜のピアノには共通している演奏のスタイルがある。その演奏の最も核となる個性は、「強さ」である。モーツァルトでもショパンでも、どの演奏にも「強さ」がある。石川愛菜は演奏に洒落たものなど考えていない。その根底にあるのは純粋な感動の表現だ。それは、言い方を変えれば正直な演奏と言うのかもしれない。 しかも、その中に普通では考えられない心の強さを発揮する。もちろんそれは音の強さにもなる。このyoutubeの2曲目の「夜に」の最後の1ページに見せるその心の強さ、音の感情からくる強さ、実際の音の迫力からくる強さ、この一部分は石川愛菜の演奏の個性が凝縮されているのかもしれない。常識を超えた演奏がある。それが、石川愛菜という女性ピアニストの可能性と面白さである。

ヴィルトーゾピアノコンクール

石川愛菜ピアノリサイタル